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板金工場において石綿にばく露した元ダクト工のご遺族が,国に対して損害賠償請求訴訟を提起しました。

2020/06/24 更新

令和2年6月23日,石綿含有製品を取り扱っていた板金工場において石綿含有製品を切断するなどの作業に従事したことにより,石綿疾患(中皮腫)に罹患して亡くなった元ダクト工(被災者)のご遺族(相続人)が,国に対してアスベスト被害に関する損害賠償を求めて,旭川地方裁判所に提訴しました。

被災者は,昭和42年から昭和57年まで,旭川市内にあった会社の板金工場において,ダクトや関連部品などを製造するため,ジョイントシートや保温材など石綿含有製品を切断・加工する作業を行いました。その後,平成25年に悪性胸膜中皮腫にり患し,平成30年,67歳で亡くなりました。

本件は,比較的小規模の町工場のような板金工場であり,石綿製品の製造や取り扱いを主な目的とした工場ではありませんが,北海道内においても,このような工場で石綿粉じんにばく露した被災者は,多数いらっしゃると思われます。

これまで,石綿含有製品の製造工場において働いていた被災者について国に対する損害賠償請求の解決事例(国が責任を認めて和解した事例)は多数あり,製造工場のような典型的な石綿取り扱い作業所の場合には,厚生労働省から被災者に対して個別の通知がなされています。

しかし,本件のように工場内で石綿取り扱い作業をしていたか一見して明らかではない場合には,こうした通知がなされないことが多く,また,国が和解に応じるか提訴してみないと分からないという曖昧な状況となっています。

当弁護団では,こうした製造工場以外で生じた被害についても解決することで,救済される範囲を着実に広げていくことを目指しています。

過去に石綿製品を製造する工場で働いていた方や石綿製品を取り扱う作業場で働いていた方など,勤務中に石綿を吸いこんだ可能性があり,石綿肺,肺がん,中皮腫,肺がん,びまん性胸膜肥厚にり患された方は,国や勤務先に対して損害賠償を請求できる可能性があります。当弁護団では,石綿被害に関する相談を受け付けていますので,お気軽にご連絡ください。

(弁護士 段林君子,弁護士 谷地和憲)