2020年11月20日(金)建設アスベスト訴訟 弁論期日のご報告

冬の訪れを感じる11月20日、建設アスベスト訴訟の弁論期日が開かれました。 13時10分から、第3陣訴訟の2回目の弁論期日があり、遺族原告の竹田桃子さんが意見陳述を行いました。竹田さんのお父様は、塗装工として建築現場で働く中でアスベストにばく露し、2019年1月27日、中皮腫で亡くなりました。竹田さんは、ご生前の思い出や闘病中のこと、アスベスト被害を拡大させた国や企業への怒りを訴えました。次回期日は4月9日(金)13時10分に指定されました。 続いて14時から、第1陣訴訟の控訴審期日がありました、原告(控訴人)の佐々木千恵美さんが、2011年4月25日の提訴から既に9年半あまりもの期間が経過し、多数の被災者が亡くなってしまったことから、アスベスト被害者の早期救済が急務である旨を訴えました。控訴審は今回の期日で結審となりましたが、長谷川恭弘裁判長は、判決期日は追って指定(未定)とし、来年2月15日から和解の協議を行うこととしました。これは、建設アスベスト神奈川第1陣訴訟の最高裁判決が、近い時期に出る可能性があるため、最高裁判決を踏まえた和解協議を行うためと思われますので、解決に向けて大きく前進することが期待されます。 なお、12月10日に予定しておりました、第2陣訴訟の判決言い渡しも、同様の理由により延期となりました。