2021年7月9日(金)建設アスベスト訴訟の期日のご報告

 2021年7月9日(金)北海道建設アスベスト訴訟の裁判期日がありました。今回は、5月17日の最高裁判決の後の最初の裁判期日ですので、最高裁判決、その翌日の基本合意を踏まえた期日進行となりました。

 第3陣訴訟(2020年3月24日提訴)では、国と建材メーカーとで弁論を分離し、別訴訟として国との間では和解を進めることとなりました。建材メーカーは、引き続き反論することとなりましたが、他地域の建設アスベスト訴訟で責任を負うことが確定した建材メーカーもあり、責任の有無から、どのメーカーがどれだけの責任を負うべきか、という段階に進むことが予想されます。

 第1陣訴訟は、2020年11月20日で控訴審が結審となり、札幌高裁の判決を待つばかりとなっていました。5月17日の最高裁判決を受け、弁論を再開し、第3陣訴訟と同じく、国と建材メーカーとで弁論を分離し、国との間では和解を進めることとなりました。国との次回の和解期日は8月5日ですが、この日は多数の原告らが一斉に和解できる可能性があり、アスベスト被害救済のため大きな前進となりました。

 第1陣訴訟、第3陣訴訟いずれも、建材メーカーに対する請求が分離され、次回の弁論期日は10月29日です。国との和解を進めるとともに、建材メーカーに対しては引き続き責任追及を行い、すべてのアスベスト被害者の救済めざして今後も闘って参ります!